今年、100歳になった笹本恒子(ささもとつねこ)さん。
大正3年生まれの日本人初の女性報道カメラマン。
たまに思い出して本をパラパラめくる。
いくつになっても、身だしなみや、食事や健康に気を遣って丁寧に、素直に生きている感じ。
さっと本を読むだけで元気が伝わってくる。
彼女の出だしはカメラマンだが、フリーランスの為、仕事がない時もあった。
その時はどうしたか。
潔くやらないのである。違う興味のある事を勉強して、全く別の仕事を始める。
なんと、20年ほど離れていたらしく、その間にしていたお仕事は、オーダー服のサロン、フラワーデザイン、陶板画、アクセサリー作り、それに伴う出版や講師などなど。
とにかくじっとしてないで、時代の流れをみて、自分のできそうなことをいち早く始める。
ただやればいいというわけではない。兎に角、決めたら人の何倍も努力する。
そうして、76歳からまたカメラマンに戻ったようです。
人生の中で、時に合わせて柔軟に変化してゆくその姿が眩しい。
柔軟に変化できるということは、自分に対し、律せられる心があるということなのかな、と感じた。
自分に甘ければ、様々な理由を付けて物事を後回しにする、人や環境のせいにする事が多い。
この方は、生活の変化も義務では無くて心から楽しんでいる。きっとそれは、日頃の心構えであり、習慣。
潔い心を持てる習慣が私にも欲しいです!
まずはワイン一杯で止めること…うーん、難しいなー。(←そこ!?)

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