実は今年の初め、秘書検定二級に合格しました。
昨年の秋に、別のある試験を受験して合格。
その受験にびっちり一ヶ月を費やし、時間のやりくりもし、なんとか講習も受けての結果でした。
大人になってから久々に勉強しました。
やればやる程、難しい内容に感じて勉強の内容におののいていました。
周囲からは、
「◯◯ちゃん(私)はよく勉強しているみたいだから大丈夫!」
なんて言われたりしましたが、実際の心の中では、広範囲な学習内容に恐怖すら感じていました。(マジで…笑)
ですが、そこで周りの人々に励ましていただき、なんとか向き合うことができました。
理解する度、学習内容に感動し、
「こんなに苦しむ事がもう一度起こらないよう(笑)、頑張って勉強するぞ!」
という不純な動機から、
「大切な内容だから、下手に受かるなら落ちた方が良い。できるところまで完璧にやろう」
という気持ちになりました。
講師の方々も難しい内容をわかりやすく教えていただき、私たちに教える為に、講師の方々が率先して学習する情熱を感じられ、そのことにも感動しました。
その経験により、なんとなく勉強のコツを掴んだ後、間も無くの秘書検定三級試験。
そして、今年の2月に二級試験があり、両方とも無事合格しました。
大人になってから、今迄そんなに頭を使っていなかったのか、昨年の試験までは、試験後、糖分が足りなくなった感じがして半日震えて動けなくなるくらいフラフラに。
(原因はわからず、一応終わったあとガッツリご飯も食べてみたのですが、効果なし。笑)
仕事との兼ね合いで、勉強時間が…
三級 → 一週間
二級 → 1日、多く見積もって2日位
今思えばよくやったな〜と思います。
実は秘書検定は、過去に何度か受験して落ちてます。(笑)
それで今回、受かった理由を考えました。
1番の要因は、秘書検定を主催している協会から出版されているテキストと問題集に集中したこと。
1つの級でこの二冊があれば、十分です。
1つの級でこの二冊があれば、十分です。
まずは、テキストをサラッと読んでから過去問を2回やりました。
(というより2回しか回答する時間が作れなかった)
1度目は一通り回答して答え合わせ。そこで間違った問題をチェックして、2度目は間違った問題だけやります。
そうやって間違った箇所を何度も潰します。
秘書検定は、結果的に「どうしてこれが正解なのか」を理論的に理解していないと、回答に結びつきません。なので、問題集の回答解説もよく読みます。
なぜ、正解だったのか。
なぜ、間違ったのか。
を理解します。
私の場合は、年度毎に回答確認し、一冊全部解き終えてから2度目にいきます。
そうすることで、自ずと出題傾向が見えてくるので丸暗記でもよいと思います。
続けて問題集を解きつつ、再びテキストに戻り、細かい説明を読んで、勘違いしているところを確認します。
意外と細かいところを勘違いしている事が結構あります。問題を解いた後ですと、テキストも最初とは違う感覚でスムーズに読めます。
二級は更に状況判断が複雑化します。
「三級でこれが正解だったのに、なぜ不正解なんだよっ!」
という問題が多々出ます。というか、私はそう思います。(笑)
しかしながら、三級の頃より問題内の状況が複雑です。
1度の機会に複数の処理案件が発生。瞬時に優先順位をどうするか、どのように処理するかが回答への道筋です。
試験会場では、常々、試験官の方がお話ししておりますが、
「自分ならどうするかではなく、あくまで『自分が秘書という立場で、どう行動したらよいのか』を考えて回答してくださいね」
ということなのです。
私の場合、二級の時は本当に勉強する時間がなくて、絶対ダメだ…と落ち込んでいましたが、いざ試験に臨むと三級で学んだ事も多く出てきたように感じた為、回答ができたようです。
三級の勉強で考え方の下地ができていたのかもしれません。
設問の内容もラッキーだったのかも…
出題傾向がわかることも良かったですね。
本番は回答時間が充分あるため、見直しは最低2回行います。
問題はよく、よーく確認すること。ちょっとした言葉の言い回しの意味を勘違いしたり、読み間違えることがあります。
私の二級は、問題でホッとしたせいか、問題の内容を読み間違えるというアホなミスをしました。
全て終わっても浮足立たず、問題を何度も確認することは大事だと思います。
(と、自分に言い聞かせてみる。笑)
終了後の自己採点ではそれなりでしたが、記述問題で何点取れるかわからず、心配な気持ちになりました。
問題が理論分野と実技分野に分かれており、どちらも60%以上の正解率じゃないと合格できないのですよね。
私は常に実技が低いのでちょっと不安でした。
そして合格通知が来た時は、とてもホッとしました。
そして、合格した喜びよりも、「勉強ってこうやったら成果が出るんだ」と気づいたことの方が嬉しかったのです。
検定に落ちていた頃の勉強方法は、関連書籍を乱読して、結果的には内容を理解していませんでした。
当時の方が仕事内容に秘書的な考えが必要な仕事でもあった気がするにも関わらず…。
今は時間もありませんが、その中でうまくやり切って、内容を理解したことが結果に繋がりました。
理解をしてくると欲がでて、完璧な回答を目指しますが、なかなかうまくいきませんね。
この試験が本当に秘書になった時に役立つかは疑問です。なぜなら、現実の方が自然な流れで難しい選択を迫られると思うからです。
しかし否定的にも思えません。新社会人の方には社会生活の入り口に入る、有益な情報だと思いますし、私のようなお古(?)の社会人の対人スキルの見直し、スキルアップに幅広く繋がるよい試験だと思います。男女も問いません。
秘書、という言葉に女性をイメージしてしまいがちですが、是非男性にも積極的に受けて欲しいなぁと思いました。
また、これらの合格取得は友人のおかげでもあります。
そもそも秘書検定は、友人の付き合いで受験していまして…(笑)
いやいやでも、仲間がいると競争心が生まれて勉強しやすいです。そんな友人に感謝ですね。
今回の合格続きですが、私が特別頭が良いわけではありません。
上記に勉強方法を述べました。勉強方法が大切だということも、よくよく肝に銘ずることができましたが、やはり一緒に学べたり、同じ気持ちで励ましてくれる仲間がいたから頑張れたのだと思います。
恐らく1人では、受験もサボった気がします。
これからも、良きライバル、仲間と一緒に士気をあげ、効率的な勉強方法で様々なことに臨むつもりです。
まだ色々と挑戦中なので、折を見て感想がシェアできるように結果を出したいと思います。
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