やっぱりネタは溜め込んでばかりいると鮮度が落ちますね。
鮮度とは、自分の中の情熱とか感動なんでしょうけど。
さて標題について。
今の時代、個人はいくつものコミュニティでそれぞれに顔を持っていると思います。
自分の中で考えてみると…
(特定される内容にならないよう、ざっくり書きます)
・昼
・夜
・音楽
・学校
・哲学
・家族
・友人
ざっくりで7つ。わーぉ。(笑)
他にもあるけど割愛。
大人になれば、どのコミュニティにも責任があるでしょう。
何かの役職についたり、職務の全うや、期限内の課題、友人との飲み会の約束、家族行事、等々。
それぞれに責任があり、達成という目的のもと、携わるコミュニティのメンバーとの交流は拒否できません。
コミュニティの中には様々な人がいます。
私以外の、私とは別の人生を歩み、経験や思想を持っている人達。
物事がうまくいかない時、人の心が覗けたらなあ、知れたらなぁ…と思う時がありますよね。
友人で力強い方がおりまして、日ごろの対人関係の鬱憤を「ギャーギャー」と怪獣の如く、力強く語っていただき、私はその迫力に驚いて何も言えずに無言で聴いていたこともあります。
(そこまで言える方は、おそらく普段の活動パワーも凄まじいのだろう、と漠然と感じました。いい悪いは別として。笑)
私の場合、コミュニティの中にいる時に肝に銘じている事があります。
・誠意を貫く
「敵にも味方にも立派だと思われるような人財になれ」という言葉があったと思うのですが、そうなりたいな、と思うべくです。
状況や人が悪かろうが、なるべく振り回されずに、今しなければいけない事を冷静に遂行するのみ。
・嫌だなと思う人に対しても相手の立場を重んじる
嫌な事を言ってくる、態度にする人には、その人なりの思考があるはずです。相手の立場から物事を考えてみたら、もしかして自分が間違っている事に気付くかもしれません。
何故、相手はそのような言動を起こすのか。自分なのか、相手の理由なのか考えた時に、次の手が変わってきます。
・一つのコミュニティに依存しない
できるだけ、分野の違った人や場所に触れ合って思考が偏らないようにします。
・物事への興味、研鑽を怠らない
些細なことでも、学びは対人関係への活力になるはずです。
時間を作って少しでも視野の広い本を読むなど、毎日でなくてもよいので研鑽の心を忘れないようにします。
ひとまずこれくらいにして…結局何が言いたいのかといいますと、
『自分と立場が違う他人をどこまで理解できるか』を自分自身が知ることで、他人の言動に振り回されず、自分の立場を前向きに確立することができるのではないでしょうか。
年上でも、不器用な方かもしれません。
年下でも、ずば抜けて能力が高い方と接するのかもしれません。
しかし、その相手の言動に一喜一憂して、自らの行動が疎かになり、本来の目的を失う事は、悲しい事ですし、人のせいにもできません。
周りに感謝しながら、誠意を持って前向きに自分を確立していくこと。
そうする事が、相手と自分の立ち位置を理解でき、お互いの目的を達成するための一つかな、と考えています。
先日、池上彰さんの番組で、池上さんと石破さんが対談していました。
あの時、対談先が私だったら、石破さんにどんな間違った事を言われても納得させられてしまうんだろうな…と感じました。(当たり前ですが。笑)
例えば、そのくらい石破さんが普段、高いところで闘っているのだろうし、もしか私が話し合いをするのなら、普段の能力を高める必要があるでしょう。
人は見たいところしか見ない。
見えない部分に少しでも目を向け視野を広げて、理解し合える対人関係、環境を作ることが、今いる場所での繁栄、自然な在り方に繋がると信じています。

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