黄金の道



今日、10年前に泣きながら一ヶ月通っていた道を歩きました。
Googlemapのナビの精密さにも驚いたけど、もうずっと訪れていないのに覚えていた体にびっくりです。

恐らく生きてる中で1番辛いと感じた一ヶ月。私欲に肥えていた私の体は、毎日泣いて一ヶ月と待たず、あっという間に10キロ減りました。
というかもうそんな想いしたくないですけど。きっつかったなぁ〜!(笑)

絶望と孤独でしかなかったこの道。
何が良いとか悪いとかではなくて、あの頃があったから、今の自分が有るんだ、と納得できる自分になりました。

今、あの時と同じように1人で歩き、
「この道は私にとって黄金の道だ」
と思えます。
あの時、沢山の人に支えてもらった事に今ようやく気づけました。

幸せとは、人として当たり前の事ができること、環境に身を置けることだと思います。
もちろん、人や国によって当たり前の価値観は違います。
私にとっての今感じる『当たり前』とは、親孝行であったり、関わる人々に礼節を重んじることや、受け入れること、誰かの役に立つ努力をすること、等々かな。

ちょっとくらい貧乏でも、まだまだ未熟な自分であっても、そうやって生きる事が出来れば、心が幸せなんだなと。

どんなに裕福でも、その人格が伴わなければ、心が満たされなければ、不幸なのです。傲慢です。
私にもそんな時あったな、って。
だからもう一度、原点に戻って学んでゆきたいと、歩きながら決意しました。



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