懐に飛び込む

先日、とても久しぶりの友人とお話ししました。
とても優秀な営業マンであり、今はとある会社の社長様です。

その方のお話を聞いていると、その行動力、心の向きにいつも感動して、
勇気をいただきます。

今回、お話しの中にでたのは「相手の好意に甘える」という事でした。
会社員時代だった時、当時の社長さんが社員の為にワンフロアを和室にしたそうです。
遅くまで残って帰れなくなった社員の為に泊まる所を用意していたのだとか。

しかしながら、当時社員だったその友人を除いて、その部屋は使われなかったのだそう。
なぜなら、お手伝いさんの手を煩わせたり、翌日の朝食を社長と一緒に食べなくてはならず(笑)
みなさん躊躇していたのだとか。

でも、その友人が臆せずその和室を使った事で、社長は大変喜んで、いつも朝食を共にし、会社の経営について語っていたようです。
そうやって理解を深めていくうちに、社長と友人の信頼感が深まっていきました。
その後、その会社の売り上げの大部分を貢献していた友人は、独立することになったのですが、社長のお墨付きをもらって円満に退社したそうです。

今やある業界で第一線をいく友人です。屈託無くだれとでも仲良くなれて、相手の懐に飛び込める強くて優しい心を持っている方。
そして、初めて年齢を聞いたのですが、なんと!結構なご年配でした。(笑)
外見は全然そう見えなかったのでびっくり仰天です。
心が若いって外見も若くさせるのかもしれませんね。

そしてそうやって、私のような人間にも目線を合わせ、語ってくれる友人を、大事にしたいと思いました。

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