かけがえのないひと



本日をもって、日本で唯一のグランドキャバレーだった、「札幌クラブハイツ」が閉店します。

10年以上前からお世話になっているお姉さんがいます。
常にトップの位置でご活躍されている方で、グランドキャバレーは基本的にお店が「無休」の為、
続けていくことも大変だったと思います。

色んなしがらみの中で守っていきたいことが沢山あって、走り続けてきた在籍期間だったの
だろうと思います。

当時はただ楽しく一緒に呑んでいるだけで、あまり深くの事を考えていなかったのですが、
走り続けてきた時間を考えると、どれだけそれが大変で、偉大な事だったのかを感じ、
もう会えないわけじゃないのに目頭が熱くなってきました。

世の中には十人十色の価値観、人生があり、時には自身が批判される事もあると
思います。
その中で謙虚に学び、確固たる哲学と信念を持って進み続け、
成長し続けてきたお姉さんには頭があがりません。

周囲の人を大切にし、第一線で活躍されてきたお姉さんの、「誠実ながむしゃら」な姿が
いつのまにか周囲の人を惹きつけ、自然な成り行きで「かけがえのない人」として
心の中に刻まれているのだと思います。
私の心の中にもそうやって、お姉さんの姿が光っています。

流石に一人では行けないので、お見送りはできないけれど、胸がいっぱいになりました。
きっと、次の“挑戦”に向けて進まれているかと思いますが、本当に「おつかれさまでした」と
労いと感謝の気持ちでいっぱいです。





コメント