奇跡をおこせ




最近、風邪を引き暫く寝込んでおり、その間にパソコンが壊れました(笑)。
丁度このブログを立ち上げた時ぐらいに。これはサブ機で書いています。
一つ一つ調べていったところ、恐らくモニターの故障かと思います。
それで、モニターを友人に借りる手配をしており、それで確認して本体だったらマジ泣きです。(笑)

悪いことが色々と重なった時でもありますが、まぁ仕方ない。
落ち込んだりしますけれども、よくよく考えなくてもわかるはずです。
そんな時こそ、やらなければいけないことを一つ一つ解決していって進むしかないことを。


去年の生活にようやく慣れた矢先の今年の初め、また私の生活の変化を要求されました。
人から見たらたった数時間の事なのですが、昨年も同じような事があり、
その数時間に慣れるために去年はかなり苦労しました。
そしてその数時間にまた悩まされる。(笑)でもそれは俯瞰してみるといい変化なんですけどね。
それで今は自分の時間をしっかり使うという事がうまくできあがっていません。
一日24時間の中でどう切り盛りしていくか。眠る時間は大事なのにそれさえ恨めしい。
体調が悪いとなおさらそちらに時間が取られるので、もう自己嫌悪に陥ったり。
大量にこなさなければいけないタスクと時間の配分がめちゃくちゃです。

それでも、腹を決めて少しずつ物事を動かしていくしかない。
こういうのって結局自分との戦いなんだなぁと複雑な気持ちになります。
苦しいなぁ、寂しいなぁとか、心の中で自問自答しています。(笑)

でも世の中には、もっと忙しい人もいるし、この大変さを乗り越えた人たちが沢山いるのだと
思うと、「私なんてまだまだだ」と頑張る気持ちになれます。

最近知ったすごい人。河原泰則さん。
サイトウキネンオーケストラにも演奏されたりしているコントラバス奏者。
小澤征爾さんのドキュメンタリーを見たときに「この人、すごい人だなぁ」と感じて
調べた事に始まりました。

略歴(wikiより)
11歳のとき小学校の音楽カリキュラムで初めてコントラバスを手にする。茨城県立水戸第一高等学校から一橋大学商学部に進むが、同時に桐朋学園大学音楽部の聴講生となり堤俊作、小野崎充両名に師事する。1973年一橋大学商学部卒業。1975年、ベルリン音楽大学に留学しライナー・ツェペリッツ、ミシェル・シュヴァルベに師事、1977年に首席で卒業した。



ん?

んん??w

と思いません?
同時期に大学2つ行ってるんですよね。
(そしてベルリン音楽大学に行ってるので最終的には3つ)
しかも途中でドイツに留学して、その後首席で卒業・・・
商学部と音楽の勉強は全くの内容なのは理解できると思いますが、その勉強の量を
考えてみたら異常、狂気の沙汰です・・・・。
一体何がどうなっているのかわからないんですけど、相当頭と感性がいい、
そして努力家なのは間違いない・・。
しかも海外では変わらず大変ご活躍され、人気のあるプレーヤーなんですよね。

私はそこまでできないかもしれないけれど、近づく事はできるんだよな、と思います。
欲張りたい事が沢山あって、そのさじ加減にも少し悩んでいたり。
だから時間配分も引き続き考えていきつつ、行動できるところは少しでも動かしておく。
歩いていくしかないのだと思います。なんとか環境整備ができる一年にしたい。


彼のCDがあるようなので、先日聴いてみました。


コントラバスの奇跡


コントラバスのソロのCDって初めて聴いたんですが、コントラバスに思えない位
精巧、正確、素晴らしい技術・・・メロディアスなところは謳ってる感じがキュートで、ドキドキします。
アマゾンのレビューにもありますが、「熊ん蜂の飛行」は超絶技巧で素晴らしい奇跡。
この演奏をコントラバスでやっていること自体疑うような完璧さ。「・・・唖然・・」です。
ほんとに一聴の価値あり。
聴きこんでいったらどんどん印象が変わっていく味わい深いCDなんだろうなと思いました。
関係ないけど、きのこカットの頭が可愛い(笑)
今はこんな感じなので↓ww


河原泰則 コントラバス


そう、今はとっても渋いおじさまなんですよ~。
こちらを先に聴きたかったんですが、昔の演奏から聴いてみました。
きっと今に近い方はもっと深みがあるんだろうなぁ・・。わくわくします。
もうちょっと聴き込んでから二作目にいってみます。
日本でソロコンサートがあったら行ってみたいですね。いつかお話してみたいです。
そんなわけで、大変な気持ちになると、最近は彼を思い出します。

私も奇跡を起こす努力をしよう、と。





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